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2006年8月 9日 (水)

写真を楽しもう!『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』

会社の友人が使っているのを見て興味を持ちまして、『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』を触ってみました。最初はスライドショーを簡単に作れるソフト、という認識でいたのですが、使ってみたら違っていました。簡単に作れる事はその通りなのですが、それよりも、写真の楽しさを3倍にも4倍にもしてくれるソフトであることが分かりました。写真の活用法として、かなりおすすめですので、ご紹介します。

『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』画面写真

『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』は、デジカメなどで撮影した写真に、iTunesなどで取り込んだ音楽と写真の動きなどを記憶したスタイルを組み合わせて手軽にスライドショー風のムービー(PhotoCinema)を作成するソフトです。スライドショーというと、写真が次々と淡々と現れるイメージですが、このソフトで作るムービーは違います。モーショングラフィックスというか、VJ風の動きのついたムービーが作れるんです。それも、非常に簡単なステップで。では、ソフトの概要をざっと紹介しましょう。

まず、『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』は、わずかなステップでスライドショーが出来てしまう「おまかせモード」と、自分で作り込んで行く「じぶんでモード」の2つのモードがあります。どちらも操作は非常に簡単なのですが、「おまかせモード」なら写真を取り込んで、音楽を選択して、スタイルを選択するだけ。これだけでわずか数分でスライドショーが完成します。旅行の夜にみんなで見て楽しむだけなら、これだけで結構十分いけます。

記録用や作品として作りたい場合は、「じぶんでモード」がおすすめです。この「じぶんでモード」は、写真の動きや写真と写真のつなぎ方を決めるスタイルを選択し、音楽に合わせて写真とスタイルをリアルタイムで操作しながら記録して行くモードです。ちょっとしたVJソフトですね。もちろん失敗したところは簡単に修正が出来るので、ざっとやってみて、気に入らないところをあとから修正するのが普通のやり方です。

さらに「じぶんでモード」はスライドショーにテロップ風のテキストを加える事が出来ます。このテキストの動きなんかもスタイルから選べます。スライドショーに効果的にテキストが出てくると、いいアクセントになるので、色々試したいところですね。ちなみにこのテキストは「おまかせモード」では作れません(タイトルのみ可能です)。

さて、このソフトの使い方でおすすめなのは、とりあえず「おまかせモード」で何度か作ってみて、ヒントをつかんでから、その「おまかせモード」で作ったものに、「じぶんでモード」で修正を加える方法です。自分だけで作っていると、ワンパターンに陥ったりしますし、やっぱり自分では思いつかないような展開のヒントが得られますので、これはおすすめです。

ちなみに感心したのは、パッケージとマニュアルがよく出来ていたことです。マニュアは、無味乾燥な操作方法が載っているのではなく、雑誌の特集記事のような感じで、カラフルで親しみやすく、とても分かりやすく書いてありました。さらにTIPSや中級者への使いこなしの提案など、ちょっとしたヒントが散りばめられており、かなり参考になりました。

さらにスタイルやジャケットのスタイルなんかは、登録ユーザー用に特別にダウンロードできるものもありますし、販売もされていますので、プリセットのものが物足りない方でも安心です。また、別売りのソフトを使えば、自分で作る事も出来るようです。

でもこのソフトの最大の特徴は、作ったスライドショーを、誰かに見せたりあげたくなってくることではないでしょうか?通常「保存」や「書き出し」なんて言葉で表されている書き出しメニューが「あげる」となっているところからもそのこだわりが垣間見えます。また、DVDに焼いた時に配る用のパッケージの画像のテンプレートも含まれているところからも、その姿勢が伺えますね。

最後にちょっと物足りなかった点をまとめておくと、「じぶんでモード」の「PHOTO画面」で、リアルタイムの入力で違うタブにあるスタイルに移るのは非常に難しいので、自分の使いたいスタイルだけのタブが作れると便利だと思います。

あと、「おまかせモード」では、スタイルの種類を「ふわっと」「かしゃっと」などの中から選ぶのですが、この中で使いたくないスタイルがあったりしても、「おまかせモード」ではそれを外すことが出来ないので、スタイルのON/OFFがもう少し柔軟だと「おまかせモード」がさらに有効になると思います。

ちょっと気をつけたいのは、作成したムービーは、Mac上で見るだけならすぐ見れるのですが、DVDやWeb用に書き出す時には、事前にレンダリングしますので、これが結構時間がかかります。我が家のiMac G5 2GHzでだいたい元の素材の10倍くらいは時間がかかります。また、iDVD用の保存形式は、QuickTimeのアニメーション形式になってましたので、HDの容量も相当必要になります。大体1分あたり1GBくらいかな?

以上が『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』のレビューです。多分僕は今後旅行などでは、『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』で編集する時のことを考えながら写真を撮るようになると思います。「今回の旅行のムービーのBGMは〜だな」「この写真をサビの所にもってこよう」「つなぎの部分がないからもう少し景色でも撮っておこうかな」みたいな。あげる喜び、見る喜び、作る喜び、撮る喜び、このソフトは多くのアマチュア・カメラマンの喜びを満たしてくれると思いますので、興味のある方は公式サイトに操作を体感できるFlashが用意されてますので、まず、それを試してみる事をおすすめします。

以下、触っていて感じた捜査上のポイントをまとめてみました。これらも大体すべてマニュアルのTipsに書いてあります。ご購入の参考や使用上のヒントにしてください。

ポイント

  • 自分の作りたいように作れるようになるには、まずなるべく多くのスタイルを把握する事です。そうすると「次はこの画像でこのスタイルで」のように、構成がイメージしやすくなります。
  • ほとんどのスタイルが、複数の写真の動きを制御しており、どの写真がどう出てくるかは、写真の並びにかかってきます。ですので、写真の並び替えはかなり重要です。
  • 写真の取り込みは、Tipsにも書いてあるのですが、とりあえず「Select All」して、その画面でトリミングしながら取捨選択するのがベストです。
  • タイトルは、「オートタイトル」を使うと自動的にムビーの頭にタイトルを入れてくれます。でも、選択できる種類が少ないので、あとで「じぶんでモード」でテキストを追加される方は、「オートタイトル」はOFFをおすすめします。

※試しに、「HTML書き出し」したものを参考までに公開します。これは「おまかせモード」で作ったものに、30分くらい修正を加えたものです。
Sample Play

☆『LiFE* with PhotoCinema 2 PLUS』関連リンク☆
デジタルステージ
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